一月に見た映画まとめてドン(1) 2006年02月03日 映画 トラックバック:0コメント:0

年始に宣言したとおり1月は時間が許す限り映画を見にいきました。


「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」

アンソニー・ホプキンス、グウィネス・パルトロウ競演。

生きる気力を見出せずにいる女性が、天才数学者である父の遺した数式をめぐり、自らの力で立ち直ってゆく過程を描いた再生の物語。

父を亡くしたショックと、父を精神を壊していった病が自分にも遺伝しているのではという恐怖から、彼女は出口の見えない暗闇に閉じ込められます。この絶望感は計り知れません。父親の頭脳を受け継いだにもかかわらず、それを生かせないというジレンマも彼女の心を閉ざすひとつの要因となっていたのではないでしょうか。
父の書斎からびっしりと数式の書かれたノートが見つかり、物語が動き出します。全てが明らかになるとき、彼女の父に対する思いに心打たれます。
しかしグウィネスがこんなに良い演技の出来る女優に成長してたとは。


「スタンド・アップ」

主演シャーリーズ・セロン。

'70年代アメリカの鉄鉱採掘所で実際に起こったセクハラ訴訟をモデルに、男性優勢の劣悪な環境で働く女性の闘いをシリアスに描いた社会派ドラマ。

セクハラの描写がちと幼稚か。当時の男尊女卑の程度も考えると実際はもっと酷い事をされていたのでは。
一緒に闘ってくれるだろうと思っていた仕事仲間からは「なにこのウザい女」的な扱いを受け、父親もかばうどころか自分の立場を優先する始末。普通ならくじけてしまうだろう。彼女を奮い立たせていたのは、やはり子供の存在だ。出生の秘密を知った息子に、母親としての全ての気持ちを打ち明けるシーンは胸が締め付けられそうになる。
もうひとつの見どころは組合の集会の場面。セロンの父親も鉱山の作業員なのだが、ここでは父親はいち作業員としてではなく、娘の父親として壇上に立ち、演説を振るう。娘の前で初めて父親らしい姿を見せるのだ。
「もっと早くいえよ!」と突っ込みたくはなるが、良いシーンだ。
セロンはこのまま演技派路線でいくのだろうか。たまには軽いラブコメキャラやセクシーヒロインに戻ってきてくれ!(個人的希望)


「ある子供」

2005年度カンヌのパルムドール大賞作品。ベルギーとフランスの合作。

若くして子供をもうけたソニアとブリュノ。
無事出産を終えたソニアが帰宅してみると、アパートには見知らぬ男女。
カネに困ったブリュノがアパートを貸してしまっていたのだ。
ブリュノは近所の子供たちを手下にし、彼らに万引きや窃盗をさせて生活費を稼いでいた。
ソニアはブリュノを見つけ出し親になった喜びを彼に伝えるが、ブリュノは赤ちゃんに興味がない様子。それよりもソニアに甘えたりからかったりしている方が楽しそうだ。
その日暮しの生活では子供は育てられない。
ソニアが半ば無理やりブリュノを職業あっ旋所へ連れて行く。
長い行列を目の当たりにし、やる気のでないブリュノは「散歩をしてくる」とソニアに残し、ベビーカーを転がしてフラフラと。
ブリュノはある日耳にした”カネを稼ぐ方法”を思い出す。
電話を掛けるブリュノ。
ブリュノは自分の子供をソニアに黙って売ってしまった。

ブリュノの言動・行動に終始、不快感を覚えるばかり。
命の大事さ、責任感のなさ、自分の置かれた立場をまったく理解しておらず、ただただ腹立たしい。子供が子供を作ってしまった典型だ。
一方、ソニアはブリュノより若いがずっとしっかりしている。唯一の救いだ。


「ハリーポッターと炎のゴブレット」

今さら物語の説明は不要か。
起承転結はっきりくっきり分かりやすい。
娯楽作品はこうでないと。
三人の関係に大人的変化が出てきたのが面白い。


パート2に続く。
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